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あわあわ・わくわく 

色々締め切りが見えていて、あまり意味なく焦ってます。
獄雲祭関係のスケジュールと、個人誌と。
焦るけど、ものすごく楽しくてわくわくする。
こんなお祭り、企画側になれることはめったにありませんから。

自分の原稿自体も、昨夜酒飲みつつ、珍しく4時頃まで頑張ったので終わりが見えました。桜カクテル→ホットラムチョコレートな、甘い酒コース。マイヤーズが好きなのです。

下書きファイル見たら、実は1月からこっそり書いてたんですね(笑)
仕上げがやけに楽なはずでした。
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お花見後 

昨日、別件で出かけた先で時間が余ったので、お花見しました。

その年の見た桜を言語化するという年に一度の自分課題が↓のSS。ただの自己満足ですが、並中を卒業する時の雲雀さんは、またちゃんと書きたいです。

さくらさく 

並盛中学は今日卒業式だった。
卒業する兄を見送る笹川京子は卒業生以上に泣きじゃくり、敬愛する十代目こと沢田綱吉がそれを不器用に励まそうとしているのを誇らしく見つめていたのも、もう何時間も前のこと。

いつもなら野球バカと部員達が暑苦しく駆け回っている夕暮れの校庭も、今日ばかりはどこも部活がないのか人気がない。

冬は過ぎ、日は長く、風はまだ冷たいけれど、見上げれば視界には満開の桜。
今年はいつになく開花が早く、卒業式のこの日を艶やかに彩った。
太陽は西に深く傾き、仄かに橙色を帯びた日射しが、長く垂れた花枝に横から差し込んで、先程までごく淡いピンクを帯びてはいてもどちらかといえば寒色系の白だった花びらをかすかなオレンジに透かせている。

「部外者は立ち入り禁止だぜ?」背後に立つ気配に、そうイヤミっぽく声をかける。
「……」
まっすぐ獄寺のところまで歩いてきたくせに、獄寺の言葉はまるで耳にも入らなかった顔で、雲雀は黙って獄寺の隣に立った。
先週のうちに薬は押し付けてある。この春はもうサクラクラ病の症状に苦しむこともない。
「腹が立つくらい、綺麗に咲いたね」
独り言みたいに雲雀が言う。
「そうだな」
彼の卒業を祝うように、嘲笑うように咲き誇る桜花。
1日も早く一人前のマフィアの男になって十代目の右腕として認められたいと願う獄寺に、中学校というこの場所をこよなく愛する雲雀の気持ちは分からない。
まして、彼がどんな想いで今日という卒業の日を迎えたか、なんて。

視線を上げれば夕日はもう建物の陰に隠れて、ひたひたと満ちてくる夜の匂いが桜の花びらを水墨画の薄墨色に変えようとしていた。



原稿中 

ネットに繋げないので、パソコンはただのワープロと化して、しょうがないから、ちまちまとスパコミに向けた原稿を書いてます。

問題は18禁ほもエロ本書くのにどうして戦車だの砲撃だのって単語を打ってるんだろう?ってことで(汗)
いやまあ今回に限ったことじゃあないんですが、いっつも今ぐらい、前半しばらくあたりで非常に 疑問に思うところです。

ネット落ち継続中 

どうやら復帰は当分先になりそうです。
獄雲祭、というかスパコミまでに帰ってこれるものかさえ疑問……。

とはいえ、代替手段は駆使しまくってます。
なんとか獄雲祭の方の作業も続行してます。

家に帰るとネットに繋げないので、余所見をせずに、ちまちまと新刊の原稿も進めてます。
当日笑顔で皆様に会えるまで、もうしばらく潜っていようと思います。
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